音楽

銀耳ユキさんとのコラボ。

630084733_147 最近、僕が楽しみにしてるのは銀耳ユキさんとのコラボです。

ユキさんはこの前のかまやデーで初めてクラスタでその妖艶な踊りを披露してくださいました。

僕は以前、フラメンコの踊りの伴奏もやってましたがストレスもたまります。
あくまでも僕の経験からですが、曲の構成は完全に踊り中心。

踊りが止まれば、ギターも止め、踊りの長~い足のステップ(エスコビージャ)があればひたすらコードを刻む。
ギターが踊りより走ったら、罵倒される事もあります。
だから、リズムを刻んでくれる手拍子の人(パルマ)がいないと、踊りとギターだけではかなり合わせにくいです。

僕は、フラメンコはギター曲として、それもクラシックやポップスの人にも聞けるような曲を目指してフラメンコ業界では弾かず、クラスタ、アルカフェで弾いております。
(kiriharaさんの日記のフラメンコギターの音色ははまる時とそうでない時がある…。これは物凄く大切なことです。業界内だけにいるとわからないと思います。)

という和気で、僕は自分のイメージした流れで曲を組み立てます。
なので、今更踊り主導タイプには戻りたくないのです。

そんな時に出会いました、銀耳ユキさん。彼(?)はせいとうはのフラメンコダンスも心得ておりますが、ダンスパフォーマーでもあります。(適切な表現かな?)

だから、フラメンコと言えば足ですが、彼は足を入れなくてもイメージで踊ってくれます。
それも、津軽三味線でも。

僕らは敢えて合わせはしませんし、反省もしません。

けど、これがすごく楽しくて…。

ユキさんは今度のアルカフェ(12月13日)にも踊ってくださいます。

よろしければ、見に来てください。

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器用と不器用

昨日、知恵の輪をカシャカシャやりながら、とあるピアニストは自分の事を不器用だと言っていました。僕は「まさか!?」と思ったのですが、それは謙遜では無さそうなのです。

一流のアーチスト、アスリート、そして学者には不器用を克服して大成された方達がたくさんいます。むしろ期生概念を壊し革新的な大業を成し得るのは不器用人間ではないでしょうか…。

とあるHPで例は少ないですがおおまかに分類されてました。

☆器用派…学者ではニュートン、マクスウェル、スポーツ選手では、長島、ヒンギス。

★対する不器用派…ファラディ、アインシュタイン、王、グラフ。

音楽家が載ってなかったのは残念でした。

これだけで判断するのは短絡的ですが、不器用派から大成された方は器用派を上回るような気がします。

そういえば、昔フラメンコギターを習ってた時、「君は器用だから駄目なんだ!」と叱られてた生徒さんがいました。要するに、中途半端に手先が器用なため手弾きになっているという事なのだろうか…。

というわけで、不器用から数々の困難を乗り越えて、すばらしい演奏を聴かせてくださったそのピアニストを僕は益々尊敬したのでした

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「あっこの曲聴いたことある!コンサート」にて

昨夜は、小平市中央公民館ホールで7時から山本実樹子さん(ピアノ)、山下美音理さん(バイオリン)、山下いずるさん(チェロ)のトリオによるクラシックコンサートがありました。
タイトルは、

「あっこの曲聴いたことある!コンサート」です。

地元、小平市民である僕は当然向かいました。
それにこのトリオをコンサートホールで聴くのは初めてなのです。

まずは、みっこさんとみねりんさんの登場です。今日のみっこさんは始めて見る虹色のドレス、みねりんさんは爽やかなグリーンのドレスです。二人ともとてもよくお似合いです。

1、ベートーヴェン;スプリングソナタ第一楽章(ピアノ、バイオリン)

やはりコンサートホールに響くピアノとバイオリンの音はとてもやさしい音色に聞こえます。みねりんさんのバイオリンの音は今日5時間半歩いてくたくたになった僕ののどを潤すように、すう~と体に浸透してきます。
あ~、この音色が聴きたかったんだよな~。

2、バッハ;無伴奏組曲(チェロ)

次は、いずるさんのソロです。
タラララララララ~タラララララララ~というよく聴くフレーズから始まりました。
低音弦の音は地響きのように伝わり、中高恩弦の音はとても滑らかにやさしく伝わってきます。会場のおば様方もうっとりといずるさんを見入ってるようです。

3、ドビュッシー;夢(ピアノ)

この曲は眠ってるときに見た夢のことらしく、まどろみながら聴いてくださいと、とみっこさんの説明です。
なのでここは僕も目を瞑り、今日はたくさん歩いたなあなどと思い出しながら聴きました。
雨の日に窓辺に腰掛けて外を眺めてるようなかんじかなあ…。
しっとりとしたやさしい音です。
余談ですが、20年以上前に見た映画うる星やつらの「ビューティフルドリーマー」を思い出しました。

4、ドヴォルザーク;ロマンティック商品より第一番(トリオ)

そして今回はじめてのトリオです。
優雅に流れるようなチェロから始まり、そのメロディーをバイオリンが格調高く歌い上げる。そしてピアノはポロポロとやさしくその二つを包んでいくような…そんなとても聴き心地のよい曲でした。

5、My Favorite Things(映画サウンドオヴミュージックより)トリオ

この有名な映画を実は僕はまだ見てません!
みねりんさんはこの映画のことを説明してくれました。
う~ん、なんか見たくなってきたぞ~。

この曲は、子供達が雷を怖がり怯えてるときに主人公の家庭教師の女性が子供達を励ますシーンに流れる曲らしいです。

その雨をあらわすかのように、ポンポンと弦を爪弾くバイオリンとチェロの音色が印象的な曲でした。

6、Over The Rainbow(オズの魔法使いより)トリオ

オズの魔法使いもまだちゃんと見てないんですよね、これも見なきゃ。
チェロから始まるあの有名なフレーズ、タ~ラ~タ~ラララ~ラ
こういうスタンダードな曲もこのトリオが演奏すると、とてもゴージャスで格調高い、それでいてフレンドリーな名曲になります。

7、ピアソラ;アディオスノニーノ(トリオ)

僕はこの曲は今までも何度かこのトリオの演奏で聞いてますが、この曲はかなり気に入ってます。
力強いタンゴの出だしから始まり、急に穏やかな音になりまた激しくなる。
途中バイオリンとチェロの、タララタッタタララ~キュウ~と入るスライド音が聴いててとても心地よいです、なんかつぼにはまります。
そして弾き終わって、楽器の音が完全に消えるまでの5秒間くらいの間…あれは絶品でした。あれこそ理想の「ハネ」なのでしょうね。

8、チャルダーシュ(トリオ)

この曲も僕が好きな曲です。
艶かしいバイオリンの演奏から始まり、とてもテンポのよい曲になります。
この曲の魅力はみねりんさんのバイオリンですね。
とても細かく早いフレーズがたくさん出てきますが、みねりんさんはそれをとてもやさしい音色で格調高く弾きまくります。
そして途中、バイオリンとチェロのハーモニクス音によるハーモニー(なんか変な表現だ)、とてもきれいで印象的でした。

ここで前半終了です。
ここまで8曲は今までも何度か聞いてますが、やはりこういうホールで聴くとまたいいもんですね~。
などと感慨にふけっておりましたら、なんと!
お茶とお菓子をお客さん全員にサービスしてくれるそうです。

僕は冷たいお茶とお菓子(誰の手作りなんだろう、とてももっちりとしたケーキで、バナナの味もしました)を食べて後半が始まるのを待ちました。

後半です。

9、ガーシュウィン;ラプソディーインブルー(ピアノ)

この曲のときはみっこさんはピアノのふた(?)を大きく開き弾き始めました。華麗な出だしから途中激しくなりピアノの音も今までの曲より力強く聞こえてきます。
今回この曲は、短めにまとめてました。

10、ハルヴォルセン;パッサカリア(バイオリン、チェロ)

この姉弟の演奏も今回はじめてですね。とても息が合ってるっ手感じです。8月29日のこの二人のコンサートも楽しみになりました。

11、ジョビン;サウダージ(トリオ)

今度はボサノバです。クラシックの人達にはきついのでは…と思いましたが、難なく優雅に聞かせてくれました。他のお客さんたちも驚いてるみたいです。

12、ベートーヴェン;「ゴースト」第一楽章(トリオ)

「ゴースト」というからには暗く重々しい曲なのかと思いきやとても明るく軽快な曲でした。タララッタタッタッタッタッタッ~みたいな感じです。

13アンコール、ピアソラ;リベルタンゴ(トリオ)

待ってました~!この曲も好きな曲なんです。僕はピアソラの曲が好きなのかなあ。
何度聴いてもかっこいいです。

14アンコール、世界の約束(ハウルの動く城より)トリオ

そして正真正銘の最後の曲です。僕はハウル動く城は劇場で一度しか見てないのでこの曲はあまり覚えてませんでした。
でも始まると、あ~あれか!と思える曲でした。
調べてみると
 作詞:谷川俊太郎/作曲:木村 弓さんですね。
最近の宮崎アニメのヒット曲は久石譲さんの曲ではないようなきがします。

今回は、ホールでこのトリオの演奏をはじめて聴きましたがやはりいいですねえ。僕にとっては今までで最高でした。終わってかお話ができれば…と思いましたが他のお客さんたちも話したいと思いますので僕は帰ることにしました。

いや~でもとても有意義な1日でした。

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僕の好きな音楽家

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僕が今最も応援してる音楽家たちです。

左から

☆山下いずるさん(チェロ)
桐朋高等学校音楽科を経て桐朋学園大学ディプロマコースにてチェロを学ぶ。
それと並行して同大学作曲科教授飯沼信義、西岡龍彦、二橋潤一各氏に和声、対位法、作曲を師事。
その後ダートマス音楽院教授ジョン・アプルトン氏に作曲を師事。
オーベリン大学音楽院ゲストリサイタルシリーズにて作品が初演される。これまでにヴァイオリンソロ曲、室内楽曲を発表。
'03年より東京都立小石川高校フィルハーモニーのチェロ講師を、'05年度財団法人大田区文化振興協会主催オーケストラ
ワークショップ、'06年度大田区ジュニア合奏団の講師を勤める。
現在演奏グループ"Pacific Modern"を結成し、チェロ演奏及び作曲・編曲の活動をしている。http://www.pacificmodern.net/
(Pacific:融和的な 平和な 穏やかな Modern :現代的芸術)

☆山下美音理さん やましたみねり(ヴァイオリン) (本名だそうです!)
セントルイス音楽院を経て、オーベリン大学音楽院アーティスト・ディプロマ科卒業。1990年アーティスト・フェローシップ・プログラムに選ばれコンサートに出演。同年ミッドアメリカコンクール入選。'92年度ルイスアンドアネットコフマン賞受賞。1995年セントルイスカーマギル室内オーケストラと共演。1997年より東京にてリサイタルを開催。
1999年イタリア,コルベッタ市のコンサートシリーズに招かれリサイタルを開催。カナダ,オランダ,イタリア,イギリス各国の国際音楽祭に参加。イタリアのレッジューノ国際音楽祭ではリサイタルを行い、カサルマッジョーレ国際音楽祭にはアシスタントとして参加。
2003年NHK教育テレビ「まちかどド・レ・ミ」ニューイヤーコンサート、NHKスタジオパークロビーコンサートに出演。同年アプリコシンフォニーオーケストラと共演。現在、作曲家兼チェリストの弟と共に"Pacific Modern"を結成し、編成によってゲストを迎え演奏活動を行っている。2005年4月より財団法人大田区文化振興協会主催オーケストラワークショップの講師を勤める。美しい音色と暖かく緻密な演奏は、定評がある。山本実樹子とのデュオは、10代の頃から断続的に続き、カナダ、アメリカ、東京、長野県各地、 九州でも好評を博している。

☆山本実樹子さん やまもとみきこ(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、米国ワシントン州立大学大学院に留学。 大学在学中に園田高弘ピアノコンクールで優勝し、園田高弘賞を受賞。
現在はリサイタル、オーケストラのソリスト、国内外の演奏家との共演、多数のCD録音、執筆など、幅広く活動中。 また、芝居の脚本、演出を手がけるなど、その活動の場を多方面に広げている。
200回に及ぶ「親と子のピアノ名曲コンサート」を行う他、オリジナル企画でのリサイタル 「トークとピアノでコンサート」の活動の中から生まれた「物語仕立てによる組曲」が、自身の絵と文、演奏による 絵本つきCD『陽だまりの中の記憶』(ベルガマスク組曲・子供の情景他)として2004年に発売され好評につき増刷。
ピアノを江藤美枝子、末永博子、武田三紀代、故・井上直幸、 故・井口基成、故・タチアナ・ニコラーエワ、故・井口秋子、故・富本陶、ロビン・マッケイブ、故・ 園田高弘の各氏に、室内楽を堀正文、岩崎淑、小出信也、小林道夫の各氏に師事。2004年4月より聖徳大学非常勤講師を勤める。 2004年 9月、チェコ、ドイツ、イギリス、スコットランド、アイルランドへの コンサートツアーでは 、16回のリサイタルで好評を博す。 2005年8月にはソロCD「情熱の運命ー愛のリスト」(巡礼の年第一年スイス他)が
ALMレコードよりリリース。
山本実樹子オフィシャルサイト 
http://www.mikiko-yamamoto.com/   

僕は去年国分寺クラスタでこの人たちの演奏を聞いて始めてクラシック音楽のすばらしさを知りました。

僕はそれまではクラシック=難解で堅苦しい音楽、というイメージを持ってましたが、この人たちの演奏は僕のそのイメージを変えてくれました。

この人たちの演奏は荘厳で美しく優しく、そして柔らかで聴いててとても癒されるのです。僕はあまりクラシック音楽は知りませんのでその時はほとんどが始めて聴く曲ばかりでしたが、その全てが心に届いてきます。普通いい曲だ、と思うのは聴いたことのある曲だからという理由が多いと思いますが、長きに渡って多くの人に演奏され続け現代に伝わってきた歴史あるクラシック音楽、それを一流の彼女たちが奏でると強烈なメッセージとなって僕の心に伝わってきました。

山本実樹子さんのピアノはもちろん超絶的なのですが音が優しくて、どんな難解な曲でも僕を突き放すことなくその高尚な世界へと誘ってくれますさらに彼女は「レオちゃんとかみさまからのプレゼント」では1人6役の声で童話を弾き語りします。これは凄いことですし、心温まるプレゼントとなり僕は去年のクリスマスはこの曲ですっかり癒されました。

山下美音理さんのバイオリンの音をはじめて聴いたときはその美しさに愕然ときました。これは僕が今まで耳にした全ての音の中で最もにきれいな音ではないでしょうか…。華麗で優雅でとても耳に優しく響いてきます。そしてバイオリンを弾いてるときの表情がとても魅力的です。

山下いずるさんは山下美音理さんの弟さんでして、途中から彼女たちの演奏に加わるようになりました。とても温和で知的な方で曲の解説をわかりやすく語ってくれます。けど、この前弾いた「文楽」には驚きました。あの激しさ、そして鋭さ、普段と違ういずるさんに唖然としました。ぜひまたこの曲を聴いてみたいものです。

まあ、ざっと僕の稚拙な表現で彼女たちのことを語りましたが、僕が思う彼女たちのすばらしさが伝わってもらえましたでしょうか…。僕はこれからも彼女たちの演奏は極力聴きに行くつもりです。そしてまだまだ成長する彼女たちを応援して行こうと思います。

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